ビットフライヤーのスプレッドが広すぎる。
そう感じることはないでしょうか?
結論、ビットフライヤー「だけ」の
スプレッドが大きい訳ではないです。
ただし、取引したい仮想通貨によっては、
損してしまう場合も。
そこで今回は、ビットフライヤーのスプレッドの大きさに焦点を当てると同時に、その対処法も紹介します。
本記事を読めば、ビットフライヤーのスプレッドを詳しく知れますよ。
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そもそもスプレッドとは?
スプレッドの特徴は以下の通り。
- 販売価格と売却価格の差のこと
- スプレッドで事業者が利益を出す
- 販売所と取引所でスプレッドが違う
販売価格と売却価格の差のこと
スプレッド(Spread)とは、
販売価格と売却価格の差のことです。
【スプレッドの例】
- 販売価格:1BTC = 410万円
- 売却価格:1BTC = 390万円
- スプレッド:20万円
現在のBTC価格は以下の通り。
表示された金額に数パーセントの
スプレッドが発生。
スプレッドで事業者が利益を出す
スプレッドによって、
事業者が利益を出します。
利用者がトレードする度に
手数料を稼げる仕組みです。
事業者ごとにスプレッドを設定しており、
売買する時間帯などで変動します。
販売所と取引所でスプレッドが違う
仮想通貨を取引できる場所は、
「販売所」と「取引所」の2つです。
- 販売所:事業者とユーザーが取引
- 取引所:ユーザー同士で取引
販売所と取引所でスプレッドが異なります。
「取引所」を利用した方が、
スプレッドが小さいです。
ビットフライヤーはスプレッドが広すぎる?
ビットフライヤーはスプレッドが広すぎるか、
判断基準(BTC)を3つまとめました。
【販売所】ビットフライヤーのスプレッド
販売所のスプレッドは以下の通り。
大体6%がスプレッドです。
(買ってすぐに売ると6%損する)
ポイント
【販売所のメリット】
- 事業者が決めた価格ですぐ取引可能
- 取引所より手続きが簡単
- 少額から暗号資産の売買できる(1円〜)
【取引所】ビットフライヤーのスプレッド
取引所のスプレッドは以下の通り。
取引所のスプレッドはほぼ0です。
ポイント
【取引所のデメリット】
- すぐに売買できない可能性がある
- 販売所よりも手続きが難しい
- ある程度まとまったお金が必要
(例:0.001BTC以上)
【独自調査】他の取引所と比較してみた結果
ビットフライヤー以外の事業者と
スプレッドを比較した表は以下の通り。
販売所 | 取引所 | |
6% | 0.014% (手数料は無料) |
|
6% | -0.001% (約定数量 × 0.01 ~ 0.15%) |
|
5% | 0% (売:-0.02% / 買:0.12%) |
|
5.1% | 0% (売:-0.01% / 買:0.05%) |
|
4.6% | -0.3% (手数料は無料) |
2024年5月29日時点のBTCスプレッド(筆者調べ)
ビットコイン(BTC)に関しては、
それほど大きな違いはありません。
(時間帯や指値状況で変動する)
つまり、ビットフライヤー「だけ」の
スプレッドが大きい訳ではないです。
なお、損するパターンとしては、
取引所での取扱い有無です。
取引所で取扱いがない銘柄を
販売所で売買すると損することがあります。
ポイント
【ビットフライヤーの取引所銘柄】
- BTC/JPY
- ELF/JPY
- ETH/BTC
- BCH/BTC
- ETH/JPY
- XRP/JPY
- XLM/JPY
- MONA/JPY
ビットフライヤーはスプレッドが広すぎる!対処法3選
ビットフライヤーのスプレッドが広すぎると
感じた際の対処法は以下の通り。
- 販売所ではなく取引所を使う
- 他の仮想通貨取引所を利用する
- 海外取引所に送金する
販売所ではなく取引所を使う
販売所ではなく、
取引所を利用しましょう。
bitFlyer取引所*で売買できる、
銘柄と最小取引数量は以下の通り。
最小取引数量 | |
BTC/JPY | 0.001BTC |
ELF/JPY | 0.01ELF |
ETH/BTC | 0.01ETH |
BCH/BTC | 0.01BCH |
ETH/JPY | 0.01ETH |
XRP/JPY | 0.1XRP |
XLM/JPY | 0.1XLM |
MONA/JPY | 0.1MONA |
*bitFlyer Lightningを含む
「取引所」に取扱いがある銘柄は
取引所を利用した方がお得です。
他の仮想通貨取引所を利用する
ビットフライヤーで取扱いがない場合、
他の取引所を活用するのも1つの方法です。
各事業者の取扱い銘柄数は以下の通り。
取扱い銘柄数(取引所) | |
16種類 | |
6種類 | |
38種類 | |
23種類 | |
19種類 |
*2024年11月時点における筆者調べ
取引所の取扱い銘柄数が多いです。
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海外取引所に送金する
海外取引所に送金して売買しましょう。
日本の取引所とは違い、
販売所と取引所は存在しません。
あるのは「取引所」のみです。
海外取引所の有名どころとしては、
があります。
ビットフライヤー→海外取引所に送金で
取引をスタート可能です。
(中上級者向け)
まとめ
ビットフライヤーのスプレッドについて
他社と比較しながら紹介しました。
スプレッド(Spread)とは、
販売価格と売却価格の差のことです。
ビットフライヤーのスプレッドだけが
大きいわけではありません。
BTC(ビットコイン)に関しては、
どの事業者もほぼ同じスプレッドです。
(最小取引単位などに違いあり)
とはいえ、「取引所」に取扱いがなければ、
スプレッドは大きくなります。
売買したい仮想通貨や、
目的に応じた使い分けがおすすめ。
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今回は以上です。